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同意する味噌煎餅
■どこか懐かしさを感じる素朴な味わい
創業100年以上の老舗が生む人気の銘菓
飛騨古川の弐之町通り。古くから宿や商店が軒を連ね、現在でもその名残りを味わうことのできるこの通りに、「味噌煎餅本舗 井之廣」はあります。創業は明治41年。飛騨古川名物の「味噌煎餅」を造り続けて100年以上という老舗です。朴葉味噌や味噌の天ぷらなど、味噌のコクと味わいを生かした食文化がある飛騨市ならではの味で、岐阜県観光連盟推奨観光土産品にも選ばれた銘菓です。三年もの熟成期間を経た自家製味噌を使い、創業当時の手法のまま1枚1枚丹念に作られた飛騨の味。パリパリと心地よい音をたてながら口の中で割れる味噌煎餅には、飛騨の素朴で温かい人々の姿を思い出させる優しさがあります。
■老舗の味はこだわりの材料と製法で!
「寒の水は腐らない」の教えを守って
首都圏の有名デパートなどでも扱われている井之廣の味噌煎餅。それに加え、東京・名古屋・大阪などの大都市で行われる飛騨市の物産市などへの出店も頻繁にあるそうです。「煎餅の味の決め手となる自家製味噌は、『寒の水は腐らない』という飛騨の古くからの言い伝えを守り、毎年正月明けの一番寒い時期に仕込みをしています。安全とおいしさにこだわり、秋田産の『リュウホウ』と呼ばれる大豆を使用。能登の粗塩とたまり醤油、飛騨古川産の米で作った米こうじ、麦こうじを混ぜて蔵で寝かせます。そして卵は飛騨高山産のさくら玉子と、材料をここまでこだわっているので、製法はもちろん手焼。砂糖蜜も1枚1枚ハケで塗っているんですよ」と4代目・井之丸広幸さん。こだわりの材料とこだわりの製法だからこそ、この食感と味が生み出されるのでしょう。
■飛騨古川の町並み散策の途中に立ち寄ろう
お土産にも食べ歩きにもピッタリ
「味噌煎餅本舗 井之廣」は弐之町通りにあるので、飛騨古川の町並み散策の途中に立ち寄るのが便利。「来ていただいた方には、2種類の味の味噌煎餅がセットになった試食セットを差し上げています。通常のものと、生姜味のもの、どちらも美味しいですよ!」と笑顔でお話してくれたのはご当主の奥様・勝美さん。平日であれば試食も可能ということで、ほんのり甘く香ばしい香りが口中に広がる焼きたての味噌煎餅をいただくことができます。店内には味噌煎餅の他にも飛騨市を代表する銘菓の数々を取り揃えており、お土産選びに迷ってしまうほど。井之廣の味噌煎餅は、地元・古川祭のシンボル、勇壮な起し太鼓のイラストの袋に入っているので、飛騨土産にはピッタリです!