
案内所でよく聞かれる質問にお答えします!飛騨古川のおすすめスポットガイド
飛騨古川は、江戸時代初めに高山と同じく城下町として整備された歴史ある町。高山よりもコンパクトで、ゆったりとした雰囲気が漂う静かなまちです。
ふらっと訪れて、町をぶらぶら歩くだけでも癒やされますが、せっかくなら“見どころ”をしっかり押さえて楽しみたいですよね!
ここでは、観光案内所スタッフが本気でおすすめする「飛騨古川に来たらぜひ行ってほしい場所」をご紹介します!
まずはここから!「飛騨古川まつり会館」
飛騨古川の誇り、それが毎年4月19・20日に行われる「古川祭」。ユネスコ無形文化遺産にも登録されているこの祭りは、町の暮らしの中心ともいえる存在です。
まつり会館では迫力満点の映像で祭りを疑似体験できるほか、実際に使われるまつり屋台も3台展示。からくり人形の操作体験や、伝統芸「とんぼ」の演技体験もできます。
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時間があれば、「飛騨の匠文化館」にも足を延ばしてみてください。
飛騨の匠たちの技を紹介する展示があり、建物自体も飛騨の大工が建てた見ごたえあるもの。まつり会館との共通入館券もあります。
絶対はずせない!「瀬戸川と白壁土蔵街」
飛騨古川を代表する景色といえば、ここ。「瀬戸川と白壁土蔵街」。
春から秋には、なんと約1000匹の色とりどりの鯉が瀬戸川を泳ぎます。川沿いにはエサ箱(100円)もあり、餌やり体験も楽しめますよ。
白壁と黒格子の家並み、石畳の道、川のせせらぎ……。のどかな風景がひろがっています。
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情緒豊かな景観で城下町飛騨古川の顔
2つの酒蔵、渡辺酒造店・蒲酒造場
町歩きの途中でぜひ立ち寄りたいのが、壱之町に並ぶ2つの酒蔵。
渡辺酒造店は岐阜県内でも最大級の酒蔵。口当たりの良い甘口で、飲んだ後、口の中にうま味が広がります。
蒲酒造場は300年以上続く歴史ある蔵元で、キリっとした飲み口が特徴のお酒です。
どちらの蔵でも試飲が可能で、ここでしか手に入らない限定酒も。ぜひ飲み比べてみてくださいね!
手作りの灯りに心を癒す「三嶋和ろうそく店」
壱之町に佇む「三嶋和ろうそく店」は、今もすべて手作業で和ろうそくを作っている貴重なお店。
タイミングが合えば、店主のお話を聞きながら、和ろうそくの作成工程を見ることができます。
手作りの和ろうそくは、中が空洞になっていて、風がなくても上下に揺れる炎が特徴で、見ていると癒されます。ご自分のお土産におすすめの一品です。
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NHK連続テレビ小説「さくら」の舞台
健康志向の方に!薬草体験「ひだ森のめぐみ」
飛騨市は薬草が245種類自生していて、薬草の宝庫!
薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」では、その薬草をみて、知って、学んで、体験することができる施設です。薬草や薬草関連商品の販売はもちろん、薬草展示、薬草七味づくりや入浴剤づくりなどの体験もできます。
野草茶の試飲もできますので、気軽に立ち寄ってみてください。自然や健康に興味がある方におすすめです!
★おすすめコース★
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飛騨の薬草の魅力を見て、知って、体験!
飛騨古川のおみやげ、何がいい?
迷ったらまずはこれ!井之廣の味噌煎餅です。
飛騨のお土産ではなく、「飛騨古川のお土産」といったら、味噌煎餅。
自家製味噌を使った素朴な味わいが魅力。パリッと軽い食感で、老若男女問わず人気。おしゃれな個包装タイプはお土産にもぴったりです。
最近の注目は、カノコヤのベルギーワッフル。
飛騨の素材を使った種類豊富な焼き菓子。中でも薬草「メナモミ」や、ぷちぷち食感のえごま入り、甘くない系ワッフルなど個性派ぞろい。焼きたてはカフェで、日持ちするタイプはお土産におすすめです。
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伝統100年以上 原材料にこだわり続けながら 当時の手法のままに
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ベルギーワッフルと自家焙煎珈琲の店
何を買おうか迷う。。というときは、お土産屋さんに立ち寄ってみてね。
飛騨古川まつり会館内のお土産屋さんには、ここでしか買えない古川祭のTシャツも販売しています。
食べ歩きするならここ!
飛騨古川には「食べ歩きストリート」はありませんが、おすすめの食べ歩きのできるお店をご紹介します!
特におすすめは、飛騨牛コロッケが食べられるひだコロッケ本舗。細切れの飛騨牛にこだわりのじゃがいもを使った絶品コロッケ!
「ここのコロッケが一番おいしい!」とスタッフも大絶賛です!
おわりに
飛騨古川の街並みはこじんまりした静かな町。その分、人との距離が近く、あたたかみを感じられる場所です。
お店の人や地元の方との何気ない会話が、旅の思い出をより深くしてくれるはず。
のんびり、ゆったり。
歴史ある町並みと、人のぬくもりにふれる旅を、ぜひ飛騨古川で体験してみてくださいね。