坂口さんの大根なます
さかぐちさんのだいこんなます
秋に拾ったくるみを使って
飛騨市河合町のあたりで「大根なます」と言えば、千切りにした大根や人参を白和えにするのが一般的。河合町上ケ島に住む坂口さんが教えてくれた昔ながらの作り方では、くるみを少し、加える。こうすることで、香りやコクがぐっと増す。
くるみは、秋に落ちているものを拾ってきて、土に埋めて実の部分を腐敗させる。そうしてよく洗ってから炒って、ひとつひとつ中身を取り出す。坂口さんによれば、大根なますが唯一のくるみの使い道だったという。
かつては、報恩講や法事には必ず、くるみ入りの大根なますが作られたが、最近ではくるみの調達には手間がかかるため、ピーナッツで代用したり、何も加えずに作ることがほとんどだとか。
実際に教わりながら作ってみた。
1.大根と人参は千切りにし、塩をして水を出す。
2.くるみをすり鉢でよく摺る。
3.水気を絞った堅い豆腐をくるみに加え、さらに摺る。
4.3がなめらかになったら、塩と砂糖で味をつける。
5.4に1を絞って加え、和える。
コツは、4の段階で、味付けをすませること。和えてからでは、塩や砂糖のかたまりが残りやすい、とのこと。
作り方は簡単なので、ぜひおかずのレパートリーに加えてみてほしい。くるみ拾いとくるみ割りは、数人でわいわいやると楽しい。
くるみは、秋に落ちているものを拾ってきて、土に埋めて実の部分を腐敗させる。そうしてよく洗ってから炒って、ひとつひとつ中身を取り出す。坂口さんによれば、大根なますが唯一のくるみの使い道だったという。
かつては、報恩講や法事には必ず、くるみ入りの大根なますが作られたが、最近ではくるみの調達には手間がかかるため、ピーナッツで代用したり、何も加えずに作ることがほとんどだとか。
実際に教わりながら作ってみた。
1.大根と人参は千切りにし、塩をして水を出す。
2.くるみをすり鉢でよく摺る。
3.水気を絞った堅い豆腐をくるみに加え、さらに摺る。
4.3がなめらかになったら、塩と砂糖で味をつける。
5.4に1を絞って加え、和える。
コツは、4の段階で、味付けをすませること。和えてからでは、塩や砂糖のかたまりが残りやすい、とのこと。
作り方は簡単なので、ぜひおかずのレパートリーに加えてみてほしい。くるみ拾いとくるみ割りは、数人でわいわいやると楽しい。
洗ったくるみ
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![]() 一つずつ中身を取り出す
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DATA | |
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備考 | 飛騨市役所企画課 0577-73-6558 |