中畑さんの飛騨きび湯団子
なかはたさんのひだきびゆだんご
王道の食べ方は、きなこ。

熱湯でこねて成形し、蒸して団子をつくる
中畑さんは毎年、ご自分で育てて粉にしたタカキビ粉100%の団子を作り、ご近所に配る。もともとは初午という養蚕の豊作を願って団子を備える行事で、ほとんどの家でつくられていたもの。養蚕は廃れ、どこの家でも手間のかかるキビの団子を作ることはなくなった。中畑さんだけは、奥さんが作っていた団子の味を、奥さんが亡くなっても守りつづけることにした。
タカキビを育て、脱穀した後も、1週間以上毎日水を替えながら水に浸けてアクを抜き、さらに1週間以上天日で干し、自前の製粉機で粉にする。そうして手間をかけたタカキビ粉で毎年団子を作り、近所などに配り歩く。
この特別な団子は、前梶原拓岐阜県知事にも認められ、「飛騨きび湯団子」と名付けられた。
くらくらと煮立たせ、きな粉をまぶして食べる、つやつやでやわらかく、香り豊かな団子を、みんな楽しみに待っている。
タカキビを育て、脱穀した後も、1週間以上毎日水を替えながら水に浸けてアクを抜き、さらに1週間以上天日で干し、自前の製粉機で粉にする。そうして手間をかけたタカキビ粉で毎年団子を作り、近所などに配り歩く。
この特別な団子は、前梶原拓岐阜県知事にも認められ、「飛騨きび湯団子」と名付けられた。
くらくらと煮立たせ、きな粉をまぶして食べる、つやつやでやわらかく、香り豊かな団子を、みんな楽しみに待っている。
![]() 刈り取ったタカキビを天日干しに
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![]() 脱穀してあく抜きしたタカキビをさらに天日干し
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DATA | |
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備考 | 飛騨市役所企画課 0577-73-6558 |