飛騨の山を歩こう!
■ファミリーで登山体験するなら…天蓋山
初心者向けコース、でも山頂はプロも感動する眺望!
飛騨市には登山・トレッキングに適した数々の山があり、近県だけでなく遠方からも多くの登山客が訪れます。家族連れ、初心者、景色重視――自分の条件に合う山に登って、自然と一体となりましょう! まずは、子ども連れにオススメの「天蓋山」。登山口は山之村キャンプ場の中にあり、山頂まではゆっくりと歩いて約2時間の道のり。登山道はしっかり整備されているので、子ども連れでも安心です。山頂は360度の展望で、立山連峰・御岳山・白山など北アルプスの雄大な山々を見渡すことが出来ます。お子さんの「はじめての山登り」にも最適なこのコース、家族みんなで励まし合いながらチャレンジしてみましょう!
■山頂はまるで天空のテラス ~小白木峰・白木峰~
お花いっぱいの道を登る
お次は「山頂からの風景が素晴らしい」と評判の「小白木峰(こしらきみね)・白木峰(しらきみね)」をご紹介しましょう。小白木峰山頂からは、乗鞍岳・御嶽山など北アルプス南部の山々が、そして白木峰山頂からは、立山連峰や日本海まで見られるという360度の大パノラマが広がっています。その絶景の秘密は、山頂の山容!小白木峰・白木峰は、日本海側からの厳しい風雪によって、樹木が大きく育つことがなく草原となっています。そのため視界を遮る樹木がなく、山頂に登れば眼下に勇大な景色が広がるというわけです。春から秋にかけては、緑のじゅうたんのような草原がお花畑に変身。登山道も花盛りの道が続き、鮮やかな色彩で楽しませてくれます。
小白木峰・白木峰の詳細ページは こちら
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■草花が彩りを添える登山道、北ノ俣岳
日本海までの大眺望を目指して
北アルプスといえばどうしても険しい山容を想像してしまいますが、その中にありながら高原のように穏やかな表情を見せるのが「北ノ俣岳」です。2km以上もの高層湿原帯や、多くの池塘群を縫うように進む登山道、その変化に富んだ地形トレッキングを一層楽しいものにしてくれます。高山植物や花も豊富で、6月にはミズバショウやチングルマ、7月にはニッコウキスゲやタテヤマリンドウ、ミヤマリンドウなど、夏にかけて色鮮やかな花々が登山道を彩ります。山頂近くになると、剱岳、薬師岳、三俣蓮華岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳などの勇壮な姿を確認することができ、山頂からは笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽、白山などの山々、遠く富山平野や日本海までも望めます。
北ノ俣岳の詳細ページは こちら
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