秋の飛騨エリアをめぐる、おすすめ紅葉スポット7選
2025/09/22

秋の飛騨エリアをめぐる、おすすめ紅葉スポット7選

夏の暑さが落ち着き、山から里へ鮮やかな紅葉が広がる秋。標高差が大きい飛騨地方では、例年9月下旬から11月中旬まで長い期間にわたって紅葉を楽しむことができます。
ドライブやハイキング、ロープウェイなど、多様な楽しみ方があるのもこの地域の魅力。おすすめの紅葉スポットを7つ厳選してご紹介します。

 

※紅葉の見頃は、公式サイト等で最新情報をご確認ください

飛騨美濃せせらぎ街道(高山市/郡上市)

  • 岐阜県が誇る自然豊かなドライブルート
  • 急なカーブや信号が少なく走りやすい
  • 西ウレ峠で紅葉リフレクションを撮影しよう
  • 紅葉を眺めながら散策
  • 穴場の滝スポット「平滝(ひらたき)」

郡上八幡と飛騨清見を結ぶ「飛騨美濃せせらぎ街道」。道路沿いに清流・吉田川や馬瀬川が流れ、四季折々の風景を眺めながら走れるドライブルートです。秋にはナラ・ブナ・ナナカマドなどの樹木が色鮮やかに染まり、紅葉のトンネルのような光景が続きます。

 

いち早く紅葉が始まる西ウレ峠には散策路と池があり、美しい紅葉リフレクションを撮影することができます。他にも、おおくら滝や平滝、こもれび広場など森林浴を楽しめるスポットが点在しており、車を停めて散策するのもおすすめです。

街道沿いには、道の駅やおしゃれなカフェも充実しています。のんびり寄り道しながら秋の絶景を堪能しましょう。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
10月中旬~11月上旬

白山白川郷ホワイトロード(白川村/石川県白山市)

  • 美しく彩られた山肌の中を走る
  • 紅葉と雲海のコラボレーション

「白山白川郷ホワイトロード」は、世界遺産白川郷と石川県白山市を結ぶ、全長約33kmの山岳有料道路です。標高差があるため、山頂付近が色づき始める9月下旬から、麓に紅葉前線が降りる11月上旬まで、長期間紅葉を楽しめます。

 

33kmを通過する途中には複数の展望台があり、目の前に広がるパノラマビューは圧巻のひとこと。天気の良い日には、白山や立山連峰、北アルプスの山々を一望できます。運が良ければ、幻想的な雲海と紅葉のコラボレーションにも出会えるかもしれません。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
9月下旬~11月上旬

新穂高ロープウェイ(高山市)

  • 日本で唯一の2階建てゴンドラ
  • 絶景を眺めながら空中散歩
  • 雲海を見るなら午前早めの便がおすすめ
  • ミシュラン二つ星の大パノラマ

お子様からご年配の方まで、誰でも気軽に雲上の世界へアクセスできる「新穂高ロープウェイ」。日本で唯一の2階建てゴンドラに乗れば、標高2,156mの西穂高駅口まで簡単に登ることができます。

 

10月上旬になると北アルプスの山々は徐々に秋色へ染まり、ロープウェイから見下ろす景色はまるで紅葉の絨毯のよう。山頂展望台からは、冠雪した名峰と燃えるような紅葉が織りなす360度のパノラマを見渡すことができます。

 

展望台以外にも、自然散策路や足湯、レストラン、お土産ショップなど見どころがたくさん。絶景はもちろん、グルメやお買い物も併せてお楽しみください。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
10月上旬~10月下旬

藤波八丁遊歩道(飛騨市)

  • 渓谷と紅葉の景色を満喫
  • 地元の人にも親しまれている遊歩道
  • 東屋で小休憩
  • 秋色に色付く神岡の町並み

「藤波八丁(ふじなみはっちょう)遊歩道」は、飛騨神岡のまちなかを流れる高原川沿いに整備された全長500mの遊歩道です。秋には約120本のモミジやカエデが色づき、紅葉と渓谷のコントラストが訪れる人々を魅了します。

 

対岸に見える神岡城や赤い藤波橋、そして奇岩怪石は、写真撮影スポットとしても人気です。遊歩道には休憩所も設けられており、ゆっくりと歩きながら紅葉の移ろいを楽しむことができます。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
10月下旬~11月中旬

福全寺跡の大イチョウ(飛騨市)

  • 飛騨の匠文化会館から見る大イチョウ
  • 飛騨古川の風景には欠かせない存在
  • ライトアップで輝く黄金色の葉が美しい
  • 瀬戸川と白壁土蔵街の散策も楽しもう

飛騨古川の古い町並みにそびえる「福全寺跡の大イチョウ」。かつて福全寺という真言宗の寺院があった場所にあり、樹齢約700年・樹高約30mの巨大なイチョウの木です。人気の観光スポット「瀬戸川と白壁土蔵街」「飛騨の匠文化館」のそばにあり、飛騨古川の紅葉のシンボルとして親しまれています。

 

11月上旬頃には葉が一斉に黄金色に染まり、地面に黄色の絨毯が広がります。紅葉の時期はライトアップも行われ、大イチョウが闇夜に美しく浮かび上がります。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
10月下旬~11月中旬

下呂温泉寺(下呂市)

  • 写真提供 ©HIROSHI SUGIYAMA
  • 写真提供 ©鈴木昭宏
  • 幻想的な雰囲気の下呂温泉寺

中根山(下呂富士)の中腹に位置し、下呂温泉街を一望できる下呂温泉寺」。下呂温泉の歴史とともに歩んできたお寺で、温泉の歴史を記した貴重な文化財も所蔵されています。

 

境内にはモミジやカエデの木々が植えられており、秋になると鮮やかに色づく紅葉を楽しめます。夜にはライトアップが行われ、15人まで入れる「もみじ足湯」も登場。紅葉とお寺の幻想的な光景を眺めながら、ゆったりと足湯につかってみてはいかがでしょうか。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
11月上旬~11月下旬

天生県立自然公園(飛騨市/白川村)

  • 飛騨・美濃紅葉33選に数えられる屈指の美しさ
  • 絵画のような紅葉のグラデーション
  • 神秘的なスポット、カツラ門
  • 貴重な植物が残る天生湿原

※令和7年度は、道路施設等の復旧作業のため、天生県立自然公園へはアクセスできません。

 

天生峠(あもうとうげ)周辺に広がる「天生県立自然公園」の紅葉は、飛騨・美濃紅葉33選に選ばれるほどの美しさを誇ります。草紅葉する天生湿原やミズバショウ群生地、ブナ・カツラの原生林、ナナカマド・カエデ・ウルシなど、多種多様な植物の紅葉を観察できるのはここならでは。

 

大自然の中でありながら、遊歩道がしっかりと整備されており、歩きやすいのも魅力。初心者向けのトレッキングコースから、山頂の籾糠山(もみぬかやま)を目指す登山コースまで、体力に合わせて行き先を選ぶことができます。自然と一体になって紅葉を満喫できる、飛騨らしさの詰まった紅葉スポットです。

 

 

【例年の紅葉の見頃】
10月上旬~10月下旬

 

 

↓トレッキングスポットの紹介はこちら

「絶景を堪能!飛騨の紅葉トレッキングおすすめ7選」

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