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同意する飛騨の匠文化館
■「飛騨の匠」ってなに?
都を造った飛騨の男たちの技
古くから「匠の里」として栄え、現在でも建築業に従事する人の割合が高いといわれる飛騨市。奈良時代以降、高い技能を持っていた飛騨の匠たちは都に派遣され、藤原京や平城京、平安京の建築にも携わったと伝えられています。万葉集や日本書紀、今昔物語、源氏物語などにも、飛騨の匠たちの真面目で一途な仕事ぶりや高い技術への賞賛が描かれているほどです。先人たちが磨いた技法は今に受け継がれ、建築はもちろんのこと、家具や一刀彫、陶芸、飛騨春慶塗りなど、飛騨を代表する様々な分野に活かされています。
■今に受け継がれる匠の技と心意気
町歩きの前に情報を仕入れるならココ!
飛騨の匠たちが磨いた技術は今に受け継がれ、その技はしっかりと守られています。その技を集結させて作られたのが「飛騨の匠文化館」。匠文化館は、地元の木材を使い、匠の技を受け継ぐ地元の大工さんによって建てられました。なんと釘を1本も使わずに作られています。館内では、様々な継ぎ手や組み木、そしてこの建物の建築に携わった大工さんの紋章「雲」が並んで施されるなど、飛騨の大工さんたちが守り受け継いできた匠の技を身近に感じることができます。また、文化館2階の畳部屋から望む瀬戸川と川沿いの風景の美しさは町一番との噂もあります。
■匠の技に挑戦できる体験コーナーも
難しいけど楽しい!
飛騨の匠の秘法として有名な「千鳥格子」は、角材の組み合わせに細工がある飛騨の伝統技術のひとつ。 升目を形作る木が、まるで織物の縦糸横糸のように互い違いに組み合わせられている手法です。「飛騨の匠文化館」の体験コーナーでは、この千鳥格子をはじめ、各種の木組みパズルにも挑戦することができます。実際やってみるとなかなか難しく、中には長い時間をかけて挑戦している観光客も見られるほど。飛騨が誇る技術を集めたこの「飛騨の匠文化館」。館内の展示物を見て、実際に匠の技を体感してから町並み散策へ出発すれば、新しい発見があるかもしれません。