姉小路氏城館跡とは、古川城跡・小島城跡・野口城跡・向小島城跡・小鷹利城跡の五つの城跡のことです。戦国時代、姉小路氏-三木氏-金森氏など飛騨の武将らによって築かれ、時代ごとに手が加えられました。
それぞれの山城にはその足跡がよく残っており、飛騨の歴史のうつり変わりを語る上で欠かせません。

今回は、滋賀県立大学名誉教授の中井均先生のほか各分野から6名の専門家をお招きし、飛騨市の山城を楽しく学べるシンポジウムを開催します。

申込不要ですので、お気軽にご参加ください。

 

 
時間 内容
9時30分 オープニング
9時40分~10時10分

【基調講演】史跡の保護と活用について
渋谷啓一氏(文化庁主任文化財調査官)

10時10分~10時45分 全国の山城と姉小路氏城館跡について
中井均氏(滋賀県立大学名誉教授)
10時45分~11時20分 戦国飛騨国の武家とその支配 -姉小路氏・三 木氏・金森氏をめぐって-
仁木宏氏(大阪公立大学教授)
11時20分~11時55分 発掘調査と石垣から見た姉小路氏城館跡について
内堀信雄氏(岐阜市ぎふ魅力推進部文化財保護課主幹)
13時00分~13時55分 縄張りから見た姉小路氏城館跡について
加藤理文氏(日本城郭協会理事)
13時35分~14時10分 姉小路氏城館跡とその周辺の空間構造
山村亜希氏(京都大学大学院教授)
14時30分~15時20分 討論「姉小路氏城館跡の実像に迫る」
15時20分 閉会